米総合格闘技イベント「UFCファイトナイト」(30日、中国・上海)で、朝倉海(32)がアオリ・チロン(中国)に2R34秒で圧巻のTKO勝ちを飾った。

 1R序盤はローキックを放ちつつ距離を取った海は、ラウンド中盤以降鋭いパンチもヒットさせる。途中、海の左手の指が相手の左目に入るアイポークで約1分の中断はあったが、再開後も相手の蹴りをさばきつつ、冷静にパンチをヒットさせた。

アオリ・チロン(左)に強烈なパンチをヒットさせた朝倉海(©Zuffa LLC/UFC)
アオリ・チロン(左)に強烈なパンチをヒットさせた朝倉海(©Zuffa LLC/UFC)

 そして2R開始後、パンチからつないだ左のハイキックを相手の側頭部にクリーンヒットさせて下がらせると、パンチの連打で追撃してヒザをつかせる。これでなす術なく亀の状態で頭を抱えるチロンにヒザ蹴り、パウンドを打ち込んでトドメを刺し、TKO勝ちとなった。

 マイクを持った海は英語でインタビューに応じ「ありがとう。私はとても幸せです」と笑顔。フライ級に転向して臨んだ2戦は敗れたものの、バンタム級に戻してから2連勝となっただけに「僕の打撃はベストです! 次はビッグファイトがしたい!」とさらなる強敵との戦いを熱望した。