レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)2日目(22日、駒沢体育館)、男子グレコローマン130キロ級3位決定戦で敗れた小畑詩音(新日本プロレスリング)に対し、永田裕志監督(58)が熱いエールを送った

 2週間前に左太もも裏を負傷した小畑は、3位決定戦で三宅紘誠(九州共立大)に敗戦。目標としていたアジア大会(9月19日開幕、愛知)出場はならなかった。「正直未練はある。これからのことは6月に考えます」と肩を落とした。

 かねて将来的なプロレスラー転向を示唆。1月4日の東京ドーム大会でデビューした柔道男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフアロンに刺激を受け「1月4日の東京ドームのメインイベントで、全員がいる中で花道を歩く。それが本当の夢なので、プロレスラーには絶対になる」と力強く言い切った。

 永田監督は、「うちは今、スカウトという形で本当のヘビー級の体格を持つ選手がいる。10年前くらいに岡倫之、ボルチン・オレッグ、最近入ったウルフアロン。次は小畑」と逸材に続く存在だと言及。「130キロ、184センチ。こんなに大型で動けて、日体大の練習を6年やった体力がプロレスに生きないわけがない。それは僕が経験してわかっていますから」と大きな期待を寄せている。

 高校まで柔道に取り組んでいた小畑だが、大学進学時にレスリングに転向したのはプロレスラーとして活躍するため。恩師の言葉を胸に、夢を現実に変える。