大相撲夏場所8日目(17日、東京・両国国技館)、 大相撲夏場所8日目(17日、東京・両国国技館)、大関琴桜(28=佐渡ヶ嶽)が幕内大栄翔(32=追手風)に一方的に押し出されて完敗。4連敗で6敗目を喫し、負け越し危機に直面している。

 NHKの大相撲中継で解説を務めた元大関琴風氏は「相手を弾き返すような当たりじゃない。当たったところで終わり。稽古も足らない、努力もしないという力士なら、非難もできるんだけど。彼は本当に努力家だし、真面目だし、稽古量もしっかりしているし。巡業でもしっかりやってきている。場所前は(調子が)いいと聞いていたから。何が…もう気持ちでしょうね」と指摘する。

 佐渡ヶ嶽部屋の大先輩にあたる琴風氏は「先代の師匠、琴桜のおじいちゃん(元横綱)が僕らに言ったのは『心技体、順番通り』だと。心が1番、技は2番、体は3番。心が大事なんだと口酸っぱく言っていた。それを、そのまま琴桜に伝えたいですね」とゲキを飛ばした。

 同じく中継で解説を努めた部屋付きの粂川親方(元小結琴稲妻)は「良くないですね。当たってはいるんですけど、自分の仕切り線より前に出ていない。当たって終わり。腰も高い。あの立ち腰だと残せない。稽古場で土俵際はしぶといんですよ。そういうところが見られなかったので心配」と話した。