大相撲夏場所7日目(16日、東京・両国国技館)、十両炎鵬(31=伊勢ヶ浜)が十両日翔志(28=追手風)に突き落とされて、5勝2敗となった。取組後は「立ち合いが良くなかった。そこで勝負がありました」と振り返った。
2023年夏場所で脊髄を損傷し、一時は序ノ口まで転落。それでも3年ぶりに十両に復帰した場所で、初日から5連勝を果たして復活を印象づけている。「ケガなくまた明日、相撲を取れると思うのでそこは良かったと思う」と前を向いた。
今場所は、元小結・舞の海秀平氏(58)の現役時代と同じ藤色の締め込みをつけており「舞の海さんを見て、いつか着けたい気持ちがあった」と説明していた。
この日、国技館でトークショーに参加した舞の海氏は「うれしいですね」と笑顔。「勝ち負けよりも、ケガなく15日間務めてほしい。一回り(体が)大きくなって、吹っ飛ばされることも少なくなって、取り口に重みが増してきた」と相撲内容を評価した。
過去には一度、炎鵬と食事に行ったこともあるという。首の大ケガから復活を遂げた小兵力士の〝後輩〟に「どれだけ大変なのか想像もできない。どん底からよくここまで持ってきたなと。何か強い信念というか、目的がないと。すごい精神力ですよね。だからあの体で相撲界に入ってきて、大きい人と取っているんだろうなと思いますね」と感服した様子。
尊敬する先輩からの期待を胸に、関取として土俵に上がり続ける。













