レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)初日(21日、駒沢体育館)で、男子グレコローマンスタイル63キロ級に出場した文田健一郎(ミキハウス)が決勝進出を決めた。
同60キロ級でパリ五輪金メダルの文田にとって、約1年9か月ぶりの実戦。2年後のロサンゼルス五輪を見据える上で「いろんな大会とか、自分の目標とか、あとは今の実力を考えた」。非五輪階級とはいえ、盤石の戦いを披露した。
復帰戦を終えた文田は「もっとプレッシャーを感じるのかなと思っていたけど、落ち着いて、すごく周りのことも見ながら試合をコントロールできている」と充実の表情。「やっぱり試合にもう一度出る、試合のマットに立つのを目標にしていて、自分のパフォーマンスを出すということをテーマにしている」と展望を語った。
試合時の接触で顔を負傷。応急処置後の取材だったが「本当によくあるし、練習でも試合でもよくある。僕の過去の写真はテーピングをしていることが多くて、初心に帰っている感じがして、すごくいい」と満面の笑みを浮かべた。
決勝戦に向けては「やっぱり出るからには一番になりたい。どんな大会でも、どんな場面でも、どんな内容でも一番になりたい」と気合十分。最高の形で2年後へ弾みをつけることはできるか。












