レスリング女子で五輪3連覇の霊長類最強女子・吉田沙保里(43)が、東京五輪柔道100キロ級金メダルのウルフアロン(29)のプロレスデビュー戦に感銘。覚悟を感じ取り、エールを送った。

 ウルフは4日の新日本プロレス東京ドーム大会で、「ハウス・オブ・トーチャー」のEVILを相手に奮闘。逆三角絞めで倒し、NEVER無差別級王者に輝いた。衝撃のデビュー戦を見た吉田は「プロレスが大好きなんだというのが、とても伝わってきました。一本背負いや最後の絞めとか、すごかった。やられても受け身も見事。普通、あんな大舞台では緊張して体が動かないだろうに、さすがだなと思いました」と堂々たる試合っぷりをほめちぎった。

 ウルフの揺るぎない決意も感じ取った。「黒いショートパンツが良かったですね。今風の、ロングのパンツとかブーツじゃなくて、本当に昭和のプロレスラーのようで。『ここでやっていくぞ』という覚悟が表れて、好感度が上がりました」と応援に力が入ったという。

 吉田は8日、東京・渋谷で開催された「SPRIX合格祈願祭2026」オープニングイベントに出席。段位を持つ書道で見事な「必勝」を書き、受験生にエールを送った。もちろん、ウルフへも大声援だ。「自分の好きな道に進んで頑張っている。素晴らしいこと。いろんな選択肢があることを示しているし、皆さんに勇気を与えることができる。頑張って。応援します!」。人々を魅了するウルフにまた一人、心強い味方が誕生した。