レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)2日目(22日、駒沢体育館)、男子フリースタイル61キロ級を制した同57キロ級パリ五輪金メダルの樋口黎(30=ミキハウス)は、プロ団体での試合を通じて準備を進めていく構えだ。

 ロサンゼルス五輪での連覇を狙うレスラーは、世界選手権同61キロ級の代表選考となるプレーオフを回避。12月の全日本選手権を見据える上で「戦略的に自分の体を57キロに向けてつくっていくことを優先した」。目先の1勝よりも「日本のレスリングの歴史上、一番強かったと言われる存在になる」ための決断だという。

 今後は世界的人気プロレスラーで〝超人〟こと故ハルク・ホーガンさん(享年71)が、WWE殿堂者のエリック・ビショフ氏と昨年5月に設立した米レスリングリーグの「リアル・アメリカン・フリースタイル(RAF)」などに参戦予定。「RAFやワンマッチの大会で体をつくりながら、練習しながらやろうかなって気持ちもある。楽しんで頑張っていきたい」と力を込めた。