格闘技イベント「RIZIN.55」(8日、ららアリーナ東京ベイ)で、RIZINフライ級王者の神龍誠(26)がトニー・ララミー(カナダ)とのV1戦に臨んだ。
1Rの開始早々、右のパンチで尻もちをつかせた神龍だが、組み付かれて腕を狙ったところをバックに回られるまさかの展開。ララミーの足を取りにいった神龍だが、今度は下から腕十字を狙われて、ディフェンスしつつ上からヒジ打ちや踏みつけ攻撃で応戦した。
2Rは開始すぐにタックルを仕掛けた神龍だが、これに応じたララミーと上のポジションの取り合いとなる。これになんとか背中についた神龍だったが、ララミーに振り落とされポジションを入れ替えられて再びバックを取られてしまう。その後、一本は許さずに立ち上がるとランド終了間際に上になり、鋭いパウンドを振り落とした。
最終3Rはスタンドでの打撃の攻防から左のヒジ打ちを額にヒットさせて大流血に追い込んだ。だがその後タックルでテークダウンを許すと、上野ポジションを取り戻すことができず。最後はグラウンドで拳を振りあい、終了のゴングを聞いた。判定は2―1でララミーを支持。初防衛とならなかった神龍は、歓喜するララミーの横で崩れ落ちた。
その後、ABEMA PPVで視聴できる配信の放送席にいた伊藤裕樹がリングに上がり「ララミー。おめでとう。ナイスファイト」と新王者を祝福だ。さらに「誠君が勝つと持ってラブレター書いてきちゃったんですけど、いったん白紙で…。ちょっと、うまくあおろうと思ったんですけどララミーの激闘を見て、感動しちゃって言葉が出ないです。大みそか、お願いしますとは言えないですけど、もしケガが大丈夫だったら大みそかにやってほしいです」と挑戦を表明した。
これを受けてララミーは「神龍選手は強い王者でこんなふうにカットされたのは初めてです。でも向上を決めて王者になりました。リマッチ、やりたいと思います」と受諾。昨年3月に敗れている伊藤を相手にリベンジもかねたV1戦を行うことが決定的となった。











