格闘技イベント「RIZIN.55」(8日、ららアリーナ東京ベイ)で、2016年リオデジャネイロ五輪レスリング銀メダリストの太田忍(32)が、鹿志村仁之介に3ラウンド(R)一本負けを喫した。
レスラーと柔術家の試合は1Rは立ち技の攻防。サウスポーの鹿志村に対してオーソドックスで構える太田は積極的にパンチを放ったが、タックルに入ったところにヒザを合わせられるなどテークダウンとはならず、右の眉尻から出血してこのラウンドを終えた。
2Rも同様にスタンドの攻防となるが、度々鹿志村のパンチを顔面に被弾してしまう。中盤には顔面やボディーに連打を受けてグラつく場面もあった。鼻からも出血した太田は、残り1分30秒を切ったところで組み付き、半ば強引にテークダウン。だが、下から腕十字を狙われたところで立ち上がり脱出。その直後に出血をドクターチェックが行われた。
不利なまま迎えた3ラウンドは、開始とともにタックルを仕掛ける。だが、これを引き込まれそうになるといったん距離を取り、上からパンチを振り下ろした。ところが、下からの蹴り上げを受けて流れをつかめず。さらに両脚で腰を挟まれてクローズドガードに引き込まれると、密着されてエゼキエルチョーク(袖車)で首を絞められ、ギブアップを余儀なくされた。
無念の敗戦に太田は肩を落としてリングを降りる。一方、会心の勝利に笑顔の鹿志村は「一言。ありがとう」とマイク。この様子をABEMA PPVで視聴できる配信で見た青木真也は「俺のマイクじゃねえかよ」と、声をしゃがれさせるのだった。












