柔道男子日本代表の鈴木桂治監督が、世界で苦戦が続く100キロ超級の選手たちに愛のムチを振るった。
講道館杯全日本体重別選手権(8日、ちばぎんアリーナ)の同階級決勝は、中村雄太が太田彪雅(ともに旭化成)を延長戦の末に下して優勝。同日に会場で取材に応じた鈴木監督は「今日の決勝戦も同じような内容。どの大会で戦っても同じような内容になってしまうのは残念というか、変化がない」と語った。
10月の世界選手権は中野寛太(旭化成)が出場するも、3回戦でロシア選手に敗戦。「世界選手権は中野が戦ったが(日本の)上位3、4名の選手が海外の選手とどれぐらい戦えるかというと、やっぱりまだ厳しいと思う」との評価を下した。
今大会は2024年パリ五輪代表の斉藤立(JESエレベーター)も出場したが、準決勝で敗戦。3位決定戦で手塚春太朗(東海大)を下したとはいえ、不安の残る内容となった。パリ五輪後に2度の手術を受けた斉藤について「ケガとかを抱えながらずっと過ごしてきたと思う」と思いやった一方で「まだまだわれわれとしては物足りない内容だった。もっとできると思っていたので、もう少し元気な立を見たいなという思い。消極的というか、相手に合わせるような時間帯があったりとか、総合的にまだまだ世界で戦うには厳しい」との見解を示した。
今大会はグランドスラム東京大会(12月5~6日)の選考会を兼ねた一戦。代表選手は9日に発表される。2028年ロサンゼルス五輪を見据える上で、代表選手は存在感をアピールしたいところだ。












