愛知・名古屋アジア大会(19日開幕)で話題となっている〝コンテナホテル〟に対し、宿舎として利用する韓国バスケットボール協会のチョン・ジェヨン副会長が怒りを爆発させた。

 今大会の宿泊施設に関しては当初、名古屋競馬場跡地(名古屋市港区)に選手村を建設して、約1万人が利用する予定だった。しかし、建設資材の高騰などで、建設費の大幅増が見込まれる状況となったことから方向転換。代替の宿泊施設の選択肢として、名古屋港ガーデンふ頭にコンテナ型の移動式宿泊施設〝コンテナホテル〟が建設された。

 しかし、開幕を前に競技が開始され、宿泊利用した各国選手団から不満が噴出。韓国紙「東亜日報」は、韓国選手団からの訴えを報じた。

「長身選手たちが3人1室の狭い宿舎に、ベッドさえ長さが足りなくて、選手たちが気にして休むのが難しい状況だ。シャワー室も共用だ。ホテルを代案としてもすぐに空室を見つけることは容易ではない」とその窮状を伝えた。

 こうした惨状に、韓国バスケットボール協会のチョン・ジェヨン副会長は「30年近く、さまざまな国際大会に参加してきたが、まさに史上最悪の宿泊施設だ」と激怒。「今すぐ試合を控えているだけに、選手たちとともに不便さを耐え忍ぶしかないのが現実だ」と不満をあらわにした。

 コンテナホテルを巡っては、英公共放送「BBC」も大々的に取り上げて世界各国にその実情が知れ渡ることに。愛知・名古屋アジア大会は、開幕前から早くも正念場だ。