角界随一のプロレスファンで知られる幕内若元春(32=荒汐)が25日、今年度のプロレス大賞の最優秀選手賞(MVP)を大予想した。
昨年は、スターダムの〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥が女性初のMVPを獲得。TBS系「ラヴィット!」内で試合が地上波生中継されるなど、世間にプロレスを猛アピールした点が評価された。これに若元春は「(アントニオ)猪木さんの環状線の話を知ってますか?『プロレスファンは環状線の内側だ。外側にどう広げていくか』みたいな。だから、そういう意味で上谷さんはいいのかな」とリング外でも大活躍だった不死鳥を称賛した。
その上で、今年のMVPについては「結局、(一年の)終盤が大事ですもんね。大賞予想になると、ここから誰が伸びるかなんですよ」と考え込む。そして「ここからの巻き返しを期待して、今年は(新日本プロレスのIWGPヘビー級王者)辻(陽太)選手かな。それで来年、上村(優也)選手あたりの年になればいいな」と新日本が誇る主力の名を出した。
ただ、ベテラン勢も黙ってない。「ロス・トランキーロス・デ・ハポン」の内藤哲也が、ノア1月1日の日本武道館大会でBUSHIとGHCタッグ王座を戴冠。さらに今月9日後楽園大会でシェイン・ヘイストを破り、GHCヘビー級王者に初めて輝いた。若元春は「内藤さんは全然ある。正直コンディションとかも落として、それでGHCを取るのはMVPに値すると思う」と制御不能男も候補に挙げた。
この日、若元春は千葉・流山市で行われた夏巡業に参加。プロレス愛にあふれる実力派力士も注目する大賞の行方は――。













