国際芸術祭「あいち2028」(旧あいちトリエンナーレ)の芸術監督に就任したシャビール・フセイン・ムスタファ氏(42)が13日、大村秀章愛知県知事(66)を表敬訪問した。

 3年に1度開催される今芸術祭はトリエンナーレ時代を含め7回目となり、毎回約50万人以上を動員する国内有数の国際現代美術祭。シャビール監督は少し緊張した面持ちで「就任できたことを大変光栄に思います。今芸術祭は日本と国際社会の現代美術にとって重要な位置を築いています。次の一章に貢献できるよう、思いやり、寛容、誠意をもって取り組んでいきたい」と意欲を語った。

 大村知事も「ぜひその手腕をいかんなく発揮していただき、愛知、日本の魅力を国内外に発信し、さらに国際的な評価を高める芸術祭にしていただきたい」と呼応。スリランカ出身でシンガポール美術館チーフキュレーターであるシャビール監督に、愛知とシンガポールの深い関係をレクチャーし、知事も何度となく渡航していると〝シンガポール愛〟を伝えた。

 また監督に関係のある国々が参加する9、10月のアジア・アジアパラ競技大会についても説明。開幕が迫り「2万人の選手団も来ますから。てんてこまい」と若干の疲労感をにじませながらも、監督に公式ピンバッジの着用をお願いするなどPRもしっかり行っていた。