女子プロレス「マリーゴールド」9日大田区大会で復帰を果たした〝プロレス界のアイコン〟岩谷麻優(33)が、Sareeeとの一騎打ち実現を〝保留〟した。

 岩谷は4月大阪大会で足を負傷し、戦線から離脱。4か月ぶりのリングでは、ともに欠場していたビクトリア弓月とタッグを組んで「スパーク・ラッシュ」のSareee&彩羽匠と激突。観客を熱狂の渦に巻き込んだ試合は、弓月がSareeeの裏投げに沈んだ。

 試合後、岩谷は床にへたりこみながら取材に応じ「4か月ぶりの試合が、こんなにハードになるとは思わなかったです」と、久々のリングでの限界突破を吐露。「4人の中で一番いっぱいいっぱいだったかもしれない。体力落ちたのかな…。でも体力落ちてたら、あんなとっさに体は動かないと思う。相手があの2人だから限界を突破するしかなかった、そうさせられた」と振り返った。

復帰戦後、Sareee(右)に挑発されるもヘロヘロの岩谷麻優
復帰戦後、Sareee(右)に挑発されるもヘロヘロの岩谷麻優

 岩谷は今回コスチュームを一部持参し忘れ、急きょ南小桃のアームカバーを着用していたという。「ポンコツはポンコツ継続ということで…。団体も引っ張っていきつつ、自分らしさを忘れずに今後も頑張っていきたい」とはにかんだ。

 宿敵Sareeeからは試合後のリングで「今日で終わりじゃないよな?」と呼びかけられる場面も。ファンの間では一騎打ちへの期待も高まっている。しかし、激闘で疲れ切った岩谷は「(Sareeeとのシングルは)もう当分いいです。今回の復帰戦で十分」とキッパリ。「いっぱい話題に挙げていただいて、利用するだけ利用してポイ捨て…したとしても、向こうはずっと麻優の名前を出し続けてくれるでしょう。Sareeeとの戦いは本当にオリンピック級、数年に一度でいいと思います」と早期の対戦を望まなかった。

 両者の一騎討ちは、岩谷がスターダム時代の2024年4月に実現(岩谷の勝利)。ということは、決戦は2年後まで持ち越されてしまうのか…。ともあれ、岩谷と弓月の帰還で勢いを増した花園の今後に注目だ。