国会では24日、日本維新の会〝肝いり〟「副首都構想」関連法案をめぐる審議が参議院で行われ、与野党の攻防が大詰めを迎えている。

 自民党と維新による与党側は、午前中に同法案の成立を目指したが、立憲民主党を始めとした野党側が採決に応じなかった。

 立憲の鬼木誠氏は「参議院沖縄・北方問題および地方に関する特別委員会」で、維新が目指す「大阪都構想」の是非を問う住民投票と統一地方選挙を同時に行われないよう改めて強く要求した。

 これに維新の岩谷良平氏は「重複しないように最大限調整することが重要だと思います。やむを得ず、重複する場合は、自由公正を損なうことのないように検討して、有権者の混乱を防ぐため、政府において十分な周知などの取り組みをうながすことが重要だと考えています」と答えた。

 鬼木氏は岩谷氏が「やむを得ず重複する場合」と発言したことに触れて「維新として同日選挙を行いたいと意思表明されたのと一緒だ」との答弁が不十分だとして批判し、審議がストップした。

 その後、審議が再スタートされたのは当初の予定より数時間オーバーの午後5時40分。審議終了後には、参議院本会議が開かれて採決が行われる予定だ。

 永田町関係者は「参院自民党と立憲の国会対策委員長が会談を行い、野党側が主張した付帯決議を行うことで一致して特別委員会は再開されました。この関連法案採決も大筋で合意。その後は理事会、委員会を再開して討議、採決、付帯決議となる見通しで大詰めを迎えています」と語った。