ウィリアム皇太子は、疎遠になっていた弟のヘンリー王子が予期せず英国に戻ってきたことを受け、当面は動向を注意深く見守るだろうと米誌USウィークリーが9日、報じた。

「ウィリアム王子は弟の動向を注意深く見守り、戦略を練ろうとしているだろう」と、元王室執事のグラント・ハロルド氏は、8日に掲載された同誌のインタビューで語った。

 ウィリアム皇太子はヘンリー王子が2023年に出版した回顧録「スペア」で暴露した2人の関係に関する衝撃的な告発に、今も腹を立てているとハロルド氏は考えている。「ウィリアム王子はヘンリー王子が英国に戻ってきたことを全く喜んでいないと思う」。

 ある情報筋は「兄弟の関係はすでに破綻していた。今回の移住で関係が再び破綻するわけではない。破綻の場が同じ国に移っただけだ」と証言している。

 関係者によると、ヘンリー王子とメーガン妃が英国に帰国することは、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃にとって「衝撃」だったという。

 ウィリアム皇太子は現在、ヘンリー王子が再び近くにいることが、2人の関係や王室全体にとって何を意味するのかを模索しているという。「彼らはまだ状況を整理している最中ですが、当初の驚きは薄れ、ウィリアム王子は弟を非常に注意深く見守り、彼の計画が何なのかを見極めようとしている」とハロルド氏は語った。

 ある情報筋によると、ウィリアム皇太子はヘンリー王子とメーガン妃があまりにも早く移住したことと、ヘンリー王子が、今回の帰国で「すべてをリセットされる」と思い込んでいることに不快感を抱いているという。情報筋はウィリアム皇太子とヘンリー王子の再会については、それが近いうちに実現するかどうかは確信できないとしている。

「ウィリアム王子とヘンリー王子のために2人分のテーブルを予約する人なんていないでしょう。みんな再会のニュースを期待しているけど、それは実現しそうにない」と同情報筋は続けた。

 ある関係者は将来的に再会が実現するとしても「それはゆっくりとした、非公開のプロセスになるだろう」としたうえで、ウィリアム皇太子の出した条件下で行われるだろうと推測している。

 それでも英国の放送ジャーナリスト、シャロン・カーペンター氏は「彼らの生活は必然的に再び近い軌道で営まれることになるでしょう。何千マイルも離れて暮らしていたことで、別々の生活を送ることが容易でした。ヘンリーが英国に戻ってきたことで、文字通りにも比喩的にも、その距離がいくらか縮まるのです」と楽観的な意見を語っている。