ヘンリー王子が、チャールズ国王との非公開の再会を前にどのような心境だったのかが明らかになった。王室専門家が、待望の家族会合を前にしたヘンリー王子の様子を詳細に語った。英紙ミラーが19日、報じた。

 国王の私邸ハイグローブ・ハウスでの会合は人目につかない場所で10日に行われ、公式の写真も公開されなかった。しかしその後、訪問前のヘンリー王子の態度や訪問後の反応に関する詳細が明らかになった。

 家族の再会が実現するかどうかについて数日間憶測が飛び交った後、チャールズ国王はグロスターシャーにある私邸で、メーガン妃とヘンリー王子の子供たち、アーチー王子とリリベット王女と共に時間を過ごした。

 子供たちは、2022年のエリザベス女王の即位60周年記念式典以来、祖父に直接会っていなかった。ハイグローブ近郊に私邸を持つカミラ王妃も会合に出席していたとみられる。

 国王と孫たちの会談は、長年にわたる王室内部の緊張関係を経て、チャールズ国王と末の息子ヘンリー王子との関係改善の兆しと見なされる可能性が高い。

 王室担当編集者のロヤ・ニッカ氏は、ポッドキャスト番組「ザ・ロイヤルズ・ウィズ・ロヤ・アンド・ケイト」で、ヘンリー王子が国王と再会前にバーミンガムで開催されたインヴィクタス・ゲームズのイベントに出席した際、彼の心境に変化が見られたことを明かした。

 ニッカ氏によると、ヘンリー王子は翌日に家族会議が予定されていることを知らされ、特に上機嫌に見えたという。さらには「私が興味深かったと思ったのは、彼がバーミンガムにいた時の態度です。彼は明らかに(国王との)会合が開かれることを知っていたはずです。彼自身も、そしてそこで彼を見た人たちも、かなり興奮しているように見えました。彼はいつもインヴィクタス・ゲームズの時は興奮していますが、今回は本当にそうでした」と語った。

 同氏は後に、ハイグローブ訪問後にヘンリー王子のチームの人間と話をしたと述べ、その人物は会談の詳細は非公開にされていると示唆しながら「何が起こったのかが漏洩したわけではありません。ヘンリーが以前、会議に出てきて『父があとどれくらい生きられるかわからない』と言った時のような、感情的な反応もありませんでした。むしろ、ヘンリーは再会後、前向きな気持ちで帰ってきたように見えた」と同氏は述べた。

 ニッカ氏さらにはこう付け加えた。「だから、ヘンリー王子は、家族や父親との間で起こったあらゆる騒動や争いにもかかわらず、この出来事が実現したことを明らかに喜んでいました。王子が、4年間祖父に会っていなかった子供たちと再会できたことには、特別な意味があるのだと思います」

 ポッドキャストの共同司会者であるケイト・マンジー氏は、ヘンリー王子夫妻の子どもたちが最後に国王と面会してから経過した時間の重要性を強調しつつ「4年が経ちました。モンテシトからは国王のこと、カミラ夫人のこと、そして王室の他のメンバーのことなど、多くのことが語られてきました。簡単な会談ではなかったでしょう」と推測している。

 今回の訪問は、チャールズ国王が、がんの診断結果を公表した後、ヘンリー王子が24年2月に英国へ短期間訪問したことに続くものだった。この訪問は、2人の関係修復に向けた第一歩として広く認識されている。