約40年も行方不明でのままで、今年3月に発見されたダイアナ妃愛用の赤地と白地の「ブラック・シープ(黒い羊)セーター」が、9月7日にニューヨークのサザビーズでオークションに出品されることが分かった。最低でも7万ポンド(約1276万円)で落札されると予想されている。26日に英紙エクスプレスが伝えた。
ダイアナ妃は1981年6月、当時の婚約者だったウェールズ皇太子(現チャールズ国王)のポロの試合で初めてこの美しいセーターを着た。赤地が基本のニットには白い羊の姿が何頭も縫い込まれ、ちょうどエンブレムの位置に黒い羊が縫われている。
このセーターは80年代初期、サリー・ミューアさんとジョアンナ・オズボーンさんが立ち上げたニットウェア・レーベル「ウオーム&ワンダフル」でデザインした初期作品の1つであり、ブランド名を一気に世間的に集めるきっかけとなった。2人は当時を振り返り、日曜日の新聞1面で「ダイアナ妃が着てくれている写真を見て、本当に驚きました」と語っている。
個人ブランドのセーターをダイアナ妃が着用したことで「その直後から大きな影響があり、売上げの急増と私たちの小さなレーベルが世間に認知されました。永遠に感謝します」と2人は語っている。その後もバッキンガム宮殿からの要請でセーターが損傷していたため、新しいセーターを編んだという。
オリジナルのセーターは今年3月、屋根裏部屋の小さな箱の中に隠されていたのを再発見するまで40年以上、行方不明のままだった。羊模様の赤地のセーターに身を包んだダイアナ妃の姿は、日本人でも記憶に残っている方は多いだろう。
ちなみに女優エマ・コリンは20年、ネットフリックスのドキュメンタリー「ザ・クラウン』シーズン4でダイアナ妃役を演じた際、このセーターのレプリカを着ていた。












