北中米W杯準決勝(15日=日本時間16日、米国・アトランタ)で連覇を狙うアルゼンチンと60年ぶり2度目の制覇を目指すイングランドが激突する。英紙「デーリー・メール」は、この一戦を裁く主審に注目し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(マイアミ)の〝お気に入り〟だと伝えた。

 その主審はモロッコ生まれの米国人、イスマイル・エルファス氏(44)。同紙は、同氏とメッシの関わりを紹介した。アルゼンチンが制した2022年カタールW杯決勝で第4審判を務め、2023年夏にメッシが加入して以降、米MLSマイアミの試合を4回裁いており、すべて同チームの勝利でメッシは計5得点挙げたという。

 その上で「この事実が、準決勝を控えたイングランドの不安をさらに高めている」とし「イングランドの選手たちは警戒すべきだ。今シーズンのMLSでエルファス氏は躊躇(ちゅうちょ)なくイエローカードを提示する傾向がある。その傾向はW杯でも続いており、3試合で、8枚のイエローカードと1枚のレッドカードを出している」と指摘した。

容赦なくカードを出すイスマイル・エルファス氏(ロイター)
容赦なくカードを出すイスマイル・エルファス氏(ロイター)

 これまでメッシ擁するアルゼンチンが、決勝トーナメント2回戦エジプト戦や準々決勝スイス戦など判定にも助けられて勝ち進んできたとの見方もあるだけに、同紙のような視点も出てくるのだろう。果たして〝疑惑判定〟は飛びすのだろうか。