阪神は8日の巨人戦(東京ドーム)に4―1で快勝。首位攻防第2ラウンドを制した猛虎は一夜で同率首位の座にカムバックした。
前夜のカード第1戦は、白熱の接戦を3―4で競り負ける悔しい黒星。チームに漂う重苦しい雰囲気を一発で払拭したのが虎の「空気を読まない男」森下翔太外野手(25)だ。初回二死無走者の第1打席。相手投手・西舘の投じた甘い直球を豪快に振りぬき、特大の先制ソロを左翼上段のバルコニー席まで運んだ。
味方全体を勇気づけた一撃を「心強い大きなホームランだった。相手を引かせることもできたと思う」と藤川監督もこの日最大のヒーローとしてたたえる。「きのうのゲームで(空気が)重いところもありましたが、森下のホームランでアドバンテージを持つことができた。あすは少し心が軽くなるようなね」
多少の逆境など意に介さない鋼の精神力と闘争心はチーム内においても際立って異質だ。この日で今季21号とした森下は、2位・サトテル先輩に4本差をつけセ・本塁打レーストップを独走。自身初となる打撃主要タイトル獲得も現実味を帯びてきた。












