ドジャースは7日(日本時間8日)、本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦に3―4で逆転負け。大谷翔平投手(32)が初回の第1打席で放った先制のMLB通算300本塁打も生かせなかったが、先発したジャスティン・ロブレスキ投手(25)の今季11勝目も消し飛んだ。

 ロブレスキは立ち上がりこそ四死球を与えたが、7回までを1失点で抑え、6安打、9奪三振の好投できっちりと先発の役割を果たした。降板した時点で3―1。勝利投手の権利を手にしていたが、救援陣にバトンを渡した途端に先頭打者への四球に加えて内野陣が2失策と乱れ、たちまち3点を失って試合をひっくり返された。

 ロブレスキはこの日の試合前時点でチームトップの10勝(2敗)を挙げ、防御率2・80の好成績をマークしていた。しかし、オールスター戦(14日=同15日、フィラデルフィア)には選出されず、米メディアだけでなくファンの間でも落選を疑問視されていた。そしてこの日の登板を終えて防御率2・69と良化し「クラッチ・ポインツ」は「ドジャースは3対4で敗れたとはいえ、彼の投球はチームに大きな価値をもたらした。月曜日の試合でリリーフ陣を多用し、この日の試合に臨むにあたって安定感が求められていたが、左腕投手は打者を空振りさせる球威、制球力、そして7イニングを投げ切る十分な効率性を発揮して期待に応えた」と賛辞を送った。

 こうなると球宴に選出されなかった理由にいよいよ疑問符がつき「ロブレスキは選手選考の決定権を持っていないかもしれないが、彼の活躍によってオールスターから彼を外す正当性を説明することがますます難しくなっている」と投げかけた。

 すでにスキーンズ(パイレーツ)やミジオロウスキー(ブルワーズ)らが出場辞退を表明し、今後も増えるようであれば追加招集される可能性もあるが、ロブレスキが好投するほど波紋は広がりそうだ。