広島が8日のヤクルト戦(マツダ)で4―3のサヨナラ勝ちを収め、2試合連続の劇的勝利でカード勝ち越しを決めた。試合序盤に玉村と小園が相次いで途中交代するアクシデントに見舞われながらも、総力戦で白星をつかみ取った。
9回二死満塁。代打・モンテロが3ボール1ストライクから押し出し四球を選び、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。新井監督は「矢野もしっかりつないで、最後ね、モンティが打ちたいところを我慢してくれて。本当に素晴らしい形だったと思います」と勝利を呼び込んだ助っ人の冷静な選球眼をたたえた。
初回に増田の先制ソロで先手を許す苦しい展開。さらに2回には玉村が一塁ベースカバーに入った際に右足を痛め、わずか19球で降板した。3回の守備からは「5番・遊撃」で先発出場していた小園も交代。試合開始から1時間足らずで投打の主力2人を欠く異常事態となった。
それでも緊急登板となった鈴木が流れを変えた。2回二死からマウンドに上がると、4回1/3を1安打無失点の好救援。6回二死一、二塁のピンチも塩見を二飛に打ち取り、追加点を許さなかった。
打線は4回に菊池の左前適時打で同点。7回には3番手・遠藤が2点を勝ち越されたが、その裏にファビアンがバックスクリーン左へ7号同点2ランを突き刺し、試合を振り出しに戻した。
新井監督は「今日は本当、最後はファビアンもよく打ちましたし、キクも、モンティもよく選べましたけど、やっぱり一番、今日はもう健矢だと思いますね。彼のピッチングが最後のサヨナラにつながったのかなと思います」とスクランブル登板で流れを呼び込んだ鈴木を最敬礼した。
なお、途中交代した玉村と小園の状態については「まだ終わったばかりで分からないので、明日報告を待ちたいと思います」と説明した。












