日本サッカー協会(JFA)の森保一監督が2日、都内で会見を行い、ライバルについて言及した。

 今大会の日本は決勝トーナメント1回戦でブラジルに1―2と惜敗。サッカー王国に屈してベスト32で終戦となった。その一方で韓国は1次リーグ敗退。洪明甫(ホン・ミョンボ)前監督にバッシングが相次ぐなど、大きな騒動となっている。

 韓国メディアから韓国の現状に関する質問が飛ぶと、森保監督が持論を展開。洪明甫前監督はJリーグでも活躍した選手で「状況をすべて知っているわけではないので軽々しくコメントできない」と前置きをしつつ、親交のある指揮官への思いを素直に語った。

 森保監督は「対戦経験もあり、友人、ライバルとして付き合っている中で過去最悪ということはない。国のために身を粉にして取り組まれているし、今回のW杯に関してもグループリーグ突破はできなかったが、世界の勝負の中で1勝した。3試合目は難しいかじ取りの中で思ったような結果が出なかったのかなと思うが、結果を出すために最大限の努力をした。最終的にわれわれも結果が出たかというと目標は達成できていない。すべて結果論でやってきたことをダメだったかと言うとそうではない。韓国でどれだけの方が批判しているかわからないが、監督やスタッフ、選手がどれだけ頑張っているかを考えて称賛があってもいい」との見解を示した。

 さらに日韓の育成面に関しても触れた。「韓国がどのような育成をしているか詳細はわからないし、知っている中では競争でトップに居続けないといけないシステム。正解はわからないが、日本人は日本人に合う育成で、全国の指導者がいい選手、いい人に育てられるようにやっている」と強調し、最後には「褒める方もしてあげてください」と優しいフォローを入れた。

韓国代表監督を辞任した洪明甫氏(ロイター)
韓国代表監督を辞任した洪明甫氏(ロイター)