J1福岡が3発快勝で今季初白星をつかんだ。明治安田J1リーグ第2節が15日に行われ、ホームのC大阪戦(ベススタ)に3―0で勝利。前半にFW藤本一輝、DF辻岡佑真がゴールを奪い、後半にはFWウェリック・ポポが加入後初得点を決めた。

 開幕戦を0―1で落としていた福岡に待望の今季初得点が生まれたのは前半35分。藤本がネットを揺らし、VARによる確認を経て先制点が認められた。

 勢いは止まらない。同43分には左サイドを藤本がドリブルで前進してクロス。相手にクリアされたボールに辻岡が反応し、ペナルティーエリア手前から右足で決めて2―0とした。

 J1リーグ初ゴールを奪った辻岡は「ゴールはどのゴールでもうれしいですし、ディフェンダーながら点を取れるっていうのは本当に大きい」と喜んだ。一方で、攻撃参加については「90分間、それをやり続けられるようにしないといけない」とさらなる成長を期した。

 先制点を決め、2点目にも絡んだ藤本は「とりあえず点が取れてよかった」と振り返った。2点目につながった仕掛けについても「あの場面はもう行けるっていう感覚しかなかった」と明かした。

 塚原真也監督も藤本について「1人で複数(の相手)を相手にしながら運んでいけるところは、他の選手とは全然違う色がある」と評価。守備面などの課題に取り組みながら、自らの武器を発揮できている点にも手応えを示した。

 後半28分にはウェリック・ポポが左足で3点目。守備陣もC大阪に得点を許さず、そのまま3―0で試合を終えた。

 前節の敗戦を受け、福岡は攻撃面を再確認してこの一戦に臨んだ。塚原監督は「今週もう一回、我々の攻撃のところでどういうプレーをしたいかってところを再確認した1週間になりました」と説明。「サイド攻撃、カウンターと我々が狙っているような形が出たのは非常に良かった」とうなずいた。

 次節は22日に敵地で鹿島と対戦する。「来週アウェーですけど、こういう形にはならないと思うんで、もう1回引き締めてやっていくべき」と試合直後に選手たちへ伝えたという。その上で塚原監督は「今日に関しては完璧だった」と会心の勝利を総括した。