サッカー北中米W杯決勝トーナメント1回戦(29日=日本時間30日、米国・ヒューストン)で日本代表を下したブラジルは、依然として多くの課題を抱えているようだ。
ブラジルは前半に日本のMF佐野海舟(マインツ)に先制弾を許すも、後半に同点に追いつくと、終了間際に勝ち越さして2―1で勝利。16強入りを決めたが、英メディア「FromTheSpot」は「いくつかの弱点が未解決のまま、W杯でのまさかの敗北を目前にしながらも、試合終了間際に日本を破った。ブラジルは攻守の切り替えが遅く、日本は攻撃面でわずかに優位に立っていた」と伝えた。
同メディアはMFカゼミロ(マンチェスター・ユナイテッド)やDFダニーロ(フラメンゴ)のプレーについて指摘。「ブラジルはボールを失うと脆弱な状態に見えた。日本はブラジルの攻守の切り替えを狙う脅威となった。特にカゼミロの動きは鈍く、イエローカードを受けた時点で既に危険信号が出ていた。ダニーロが中盤でボールを奪われたスキを突き、日本は再びブラジルの弱点を狙っていた。後半はブラジルが圧倒的に優勢だったことは明白だったが、それでも何度か攻守の切り替え時にもろさを見せた」と報じた。
攻撃面に関しても問題点に言及。「FWヴィニシウス(レアル・マドリード)は前半に23回ボールに触れたが、そのうち日本のペナルティエリア内でのプレーはわずか3回だった。また、前半に3回試みたクロスも、いずれも正確なものではなかった。ヴィニシウスにほとんどプレーするスペースを与えなかった日本の功績と言えるが、ブラジルはこのことで生まれたスペースを他の選手のために活用する必要があった」と分析した。
ブラジルは次戦でノルウェーとコートジボワールの勝者と相まみえる。2002年大会以来の優勝に向けては、修正するべき課題が山積みのようだ。












