ヘンリー王子一家の7月の英国訪問が二転三転の末、暗礁に乗り上げ関係者が大混乱に陥っている。英紙デーリー・メールが29日、報じた。
ヘンリー王子は、7月にメーガン妃と2人の子供のアーチー王子、リリベット王女を英国へ連れて行き、約1週間にわたる滞在中にチャールズ国王と面会し、ダイアナ元妃の墓参りにも訪れる予定だった。ヘンリー王子の広報担当者も26日に一家による訪英を認める声明を出していた。
しかし翌27日には王室・要人警護執行委員会(RAVEC)が、ヘンリー王子が求めていた警備の要請を却下。英国内で警察の警護が受けられないことが分かるや、王子は安全上の問題で家族を連れてくることを考え直しているという声明を出したのだ。
ある事情通は「王室は家族の平和のためにも平穏で静かな訪問を望んでいたはずだ。それなのに、またしてもメロドラマのような騒ぎにしてしまった。うんざりするよ」と語った。またある関係者は「金曜日の夜にサセックスのチームはコメントを出し、一家全員で英国にくることを発表した。ところが翌日には来ないと言い出した。まったくの茶番だ」と吐き捨てた。
バッキンガム宮殿については、ヘンリー王子の英国到着予定まであと数日しかないにもかかわらず、王室の宮殿を提供するという申し出を、王子側が受け入れなかったと伝わっている。
ヘンリー王子は、英国訪問が可能になったのは王子の警備体制に関して「重大な」変更があったためだと示唆していた。ある情報筋は国王が介入した可能性を示唆したが、王室関係者はこの主張を即座に否定した。こうした一連の混乱した出来事は、ベテランの王室ウオッチャーたちを困惑させている。
昨年、ヘンリー王子が内務省との法廷闘争に敗訴。王子はこれを「体制側の陰謀」と非難し、家族を英国に連れて帰ることが安全だと感じられる日が来るとは到底思えないと述べた。
28日にITVは夫妻の事務所の「上級職員」の発言を引用し、ヘンリー王子に対する複数の脅迫と、メーガン妃が直面しているネット上の嫌がらせについて報じた。
ある情報筋はガーディアン紙に対し「家族に会い、公爵が深く関わっている慈善活動を訪問するという彼らの計画は、土壇場で台無しになってしまった。彼は家族を安全にこちらに連れてくるためにあらゆる選択肢を検討している」と語った。
米誌ピープルはその後、一家がヨーロッパで休暇を過ごしていると報じた。一家はポルトガルに不動産を購入したという噂もある。
結局本当のところはどうなったかは誰にも分からず、バッキンガム宮殿のチームは頭を抱えて途方に暮れている。
一部報道では近日中に最終決定が下される見込みだという。ヘンリー王子にとって好印象を与えるはずだった英国訪問は、一家が英国に足を踏み入れる前から大惨事へと変わってしまった。












