子ザルのパンチくんを飼育している千葉・市川市動植物園は16日、サル山で複数の個体を群れから離す対応を取ったことを発表した。

 公式Xはこの日、「本日の開園に先立ち、複数の個体を群れから離す対応を取りました。この対応は、昨晩よりスタッフ間で議論を重ねた結果です」と報告。「喧嘩の頻度や程度を抑え、サル山全体を平穏に保つため、人間による最小限の介入をすることがあります」と今年3月に続き、2回目となる隔離対応を取ったことを明かした。

 13日にパンチくんが右耳を負傷し、15日には右足裏にかまれた痕が見つかり、心配する声が寄せられていた。

 この日、隔離措置を取った同園は「サル山ではパンチの群れ入れを進めています。最も大切なのは、パンチ自身の気持ちです。群れ入れは慎重に行い、無理には進めません。過度な喧嘩や負傷により、パンチの気持ちが挫けてしまわないよう、寄り添うことも動物園の責任と考えます」と説明した。

 さらに「今回群れから離れた複数の個体は決して『悪いサル』などではありません。彼らのケアも入念に行います。本日行った隔離その他の対応により、サル山全体の様子がどう変化するか観察し、次の対応が必要なのか考えたいと思います」と理解を求めた。