またもや企業による情報漏えいだ。
外食チェーン「焼肉きんぐ」を運営する「物語コーポレーション」が5日、公式アプリの不正アクセスにより約1079万件の個人情報が流出したと発表した。
同社の発表によると2日、公式アプリの会員管理システムにおいて第三者からの不正アクセスを確認。その後、通信遮断および防御措置を行ったが、アプリ登録者の約1080万件のうち同1079万件のメールアドレスや電話番号といった個人情報が流出した。一方でクレジットカードの番号やパスワードなどは含まれておらず、現時点で流出した情報が不正利用されるなどの被害は確認されていない。
同日、大和証券も業務委託先のサーバーが不正アクセスを受け、個人を特定できない情報を含め約22万件の情報が漏えいした可能性があると発表。そのうち約11万件は氏名やメールアドレス、証券口座番号などの個人情報が漏えい。今回漏えいした情報で証券口座へのアクセスや取引はできないとしており、これまでに不正な取引は確認されていないという。
先月28日にもカーシェアリングサービス「タイムズカー」利用者の個人情報が約660万件漏えいするなど企業に対するサイバー攻撃が相次いでいる。
SNS上では「タイムズカーシェアユーザー兼焼肉きんぐ愛好家のワイ 個人情報が流出しすぎて困惑」といったシャレにならない嘆きや、膨大な情報漏えいだけに「大和証券 タイムズカー 焼肉きんぐ この個人情報流出トリプルコンボ、全部くらった人どのくらいいるんやろ」といった声もあった。
攻撃を受けた企業のダメージは深刻。報道以降、タイムズカーを運営するパーク24は連日、株価が下落。この日、日経平均株価が一時3か月ぶりの7万円台を回復。そんな中、情報漏えいをめぐりパーク24に対して損害賠償を求める集団訴訟の動きもあり、前日比31・5円安の1739・5円で取引を終えた。失った信頼の代償は大きい。












