シンガー・ソングライターで女優の加藤登紀子(82)が16日放送のTBS系「サンデーモーニング」に出演し、北方領土を巡って「ロシアの領土」と発言する場面があった。
番組ではロシアのプーチン大統領が13日、実効支配する北方領土・択捉島を初訪問したことを伝えた。
番組出演した元外務事務次官の藪中三十二氏はプーチン氏による北方領土訪問について「日本政府としては絶対に認められない。日本固有の領土であることに変わりはない」と日本政府の立場を説明。「高市(早苗)総理が言われたように断じて許容できない」と述べた。
続けてプーチン氏には「なんでこのタイミングで(北方領土に)行ったのか分からない」と首をかしげ、「国内的にウクライナとの戦争で苦労している中で目をくらませるというか、外に目を向けようということなのか。日本への不満といっても行ったところで変わらない」と疑問視。「決して容認できない。プーチンさんの焦りを感じる」と語った。
加藤は「いろいろ調べたが」と切り出し、「やはり現在、北方領土はロシアの領土」と指摘。「そこにプーチンが行くことに直接抗議できる立場…交渉中であるのが日本の概念」と話す。
「ロシア側はそうではない。戦争(第二次世界大戦)の最後の段階で北方領土は一旦、ロシアの領有…当時はソ連(の領有)になっていることに対して一定の客観的判断は必要だと思う」と語った。
TBSの駒田健吾アナウンサーは「加藤さんは『領有』という言葉をお使いになったけど、正しくは藪中さんもおっしゃった、『実効支配』しているという形」と訂正した。
プーチン氏の北方領土訪問を巡って高市首相は13日、「強く抗議する。断じて許容できない」と述べた。茂木敏充外相は「北方領土は我が国固有の領土」だとし、ロシアに抗議した。












