ドジャースの大谷翔平投手(31)は7日(日本時間8日)、本拠地でのエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数2安打、1得点だった。打率3割2厘。チームは5―13で大敗した。
3回一死無走者で右腕セベリーノのカウント1―1からの3球目、真ん中低めの96・3マイル(約154・9キロ)のフォーシームを捉えた。乾いた音を発した痛烈なライナーは右前で弾んだ。打球速度112・3マイル(約180・7キロ)だった。角度10度と上がらなかったが角度がついていれば柵越えだった。
7回先頭は2番手の左腕ポメランツのカウント1―2からの4球目、外角低めの85マイル(約136・8キロ)のナックルカーブに何とかバットを当てて三塁内野安打とした。マルチ安打は6月5度目だ。
5回一死一塁は内角低めのスプリットを強打。右前に落ちようかというライナーは右翼手アデルに好捕された。
6月に強く「ミスタージューン」と呼ばれている大谷。試合前の時点で5試合に出場して20打数10安打、打率5割、1本塁打、4打点、出塁率5割、長打率8割5分、OPS1・433だ。打球が上がればアーチ量産モードになるだろう。
開幕からここまで11本塁打、35打点。史上初の「50―50」を達成した24年の54本塁打、130打点、昨年の55本塁打、102打点と比較すると物足りないが最近のMVP投票では最も重視されるWAR(勝利貢献度)は圧倒している。fWAR4・5、bWAR5・2はともにメジャートップ。リーグ2位のサンチェス(フィリーズ)はfWAR3・6、bWAR4・2だ。サイ・ヤング賞争いは防御率0・74と異次元の数字だが、規定投球回に到達するか微妙なため、厳しい状況だ。
しかし、MVPは離脱することがなければ、4年連続5度目の受賞を米メディアは確実視している。米オンラインカジノサイト「FanDuel」のオッズではマイナス1000、キャロル(ダイヤモンドバックス)、シュワバー(フィリーズ)が2位タイで+2000、4位のソト(メッツ)が+2200と勝負になっていない。2度の本塁打王に輝いたメジャーを代表する強打者がサイ・ヤング賞とMVPの2冠獲得に挑む。












