変則右腕が一軍の舞台で奮闘している。ソフトバンクから2025年ドラフト3位で指名を受けた鈴木豪太投手(22)だ。サイドスローから繰り出される力強い直球を武器とするルーキーは開幕一軍入りを果たすと、ここまで救援として順調に登板を重ねている。シーズンを過ごす中で感じたプロのすごみや、知見を吸収する〝同タイプ〟の存在について直撃した

 ──開幕からビハインドを中心に登板を重ねている。意識していることは

 鈴木豪 そういう場面でイニングを投げることが求められてるところもあると思う。いかにテンポよくゼロで抑えられるか、テンポよく投げると打線にも流れが来ると思うのでそこを意識してます。

 ──登板の準備

 鈴木豪 いつ出番があるかわからないので、準備は結構ずっとしてますね。

 ──プロの世界でやってみて感じる違いはあるか

 鈴木豪 やっぱり学生時代はファウルが取れていた球でも(プロでは)ハードコンタクトしてくるしそこは違うなと。コントロールもすごく大事だなと思いました。

 ──先輩からアドバイスなどあったか

 鈴木豪 津森さんから「(準備の段階で)投げ過ぎるなよ」と。投げすぎるとシーズン長くてもたないので。いかに少ない球数でいけるかっていうところはすごい大事なのになってくるのかなと。

 ──津森は右のサイドハンドでタイプも似ている。吸収するところ

 鈴木豪 津森さんはすごい球投げますし、やっぱり吸収するところは多いですね。スライダーが変化量が大きいのでその感覚を聞いたりしてます。

右サイドの「先輩」ソフトバンク・津森宥紀
右サイドの「先輩」ソフトバンク・津森宥紀

 ──子供の頃は他のスポーツをやったりしていたのか

 鈴木豪 いや、あんまりしてないですね。小学校からずっと野球でした。

 ──野球一家

 鈴木豪 そういうわけでもないですよ、兄の影響で始めましたけど小学校までなので。どちらかというとバレー一家ですね。母がバレーをやっていたので。

 ──ずっと野球をやったのは豪太選手だけ

 鈴木豪 そうですね、野球やめるっていう選択肢はなかったですね

 ──子供の頃好きだった選手

 鈴木豪 僕、阪神ファンだったので。そうですね…ブラゼルですかね。

 ──なかなか渋いチョイス

 鈴木豪 なんでですかね、なんかあの背番号67番が印象に残ってます(笑い)。

 ──福岡での新生活、開拓できているか

 鈴木豪 新人合同自主トレの時しか寮にいなかったので、筑後のほうはあんまりわからないです。ホテルでの生活が中心なので、これからですね。

 ──ホテルでの過ごし方

 鈴木豪 ネットフリックスを見たりすることが多いですね。人気どころを大体見終わって探してます。『地面師』が特に面白かったです。

 ──現時点での今季の目標は

 鈴木豪 まずは10試合登板を目指したいです。

 ──すぐに到達しそうにも思えるが

 鈴木豪 (ホークスの選手層だと)いつ下に落ちるかもわからないので。まずは目の前の目標に向けて頑張りたいと思います。

 ☆すずき・ごうた 2003年8月31日生まれ、滋賀県長浜市出身。右投げ右打ち、投手。背番号26。身長175センチ、体重86キロ。東海大静岡翔洋高から大阪商業大に進学。大学時に投球フォームをサイドスローに変更した。2025年ドラフト3巡目でホークスから指名を受け入団。開幕一軍入りを果たすと、救援としてここまで8試合に登板し0勝0敗、防御率3・60(5月31日現在)。