勝つのはどっち!? ドジャース・大谷翔平投手(31)が繰り広げる〝二刀流劇場〟により、究極の夢対決が取りざたされている。「投手・大谷」と「打者・大谷」が真っ向勝負すれば、どちらに軍配が上がるかというものだ。
大谷は27日(日本時間28日)に本拠地ロサンゼルスで行われたロッキーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投げては6回無安打1失点で5勝目を挙げ、打っても菅野から先頭打者本塁打をバックスクリーンにぶち込む離れ業をやってのけた。規定投球回にこそ到達していないものの、先発した9試合(55イニング)で防御率0・82とリアル二刀流の破壊力を満天下に知らしめている。
米メディア「スポーティングニュース」では、漫画の世界から飛び出してきたような大谷でも難しい「大谷翔平と大谷翔平と対戦したらどうなるだろうか?」と仮想対決に着目。「地球上に大谷翔平は一人しかいないが、知る方法はある」とあらゆるデータを指標化する「ベースボール・サバント」を用いて〝両雄〟を対戦させた。
今季の「投手・大谷」は平均球速97・9マイル(約157・6キロ)のフォーシームが投球全体の「44%」を占め、左打者への変化球にはスプリットやカーブ、シンカーを多投。さらにスライダー(スイーパー)も織り交ぜ「変化球による空振り率は過去最高を記録している」とし「破壊力抜群のスイーパー、スプリット、カットボール、そして90マイル台後半の速球は打者のタイミングを狂わせる」と読み解いた。
一方の「打者・大谷」は「球速が速くなるほどスイングが良くなる」「変化球に対して40%を超える空振り率を記録している一方、速球に対しては20%台前半まで低下する」と分析。これらを総合し、同メディアは「一球でも失投すれば、浮いたスプリットやカーブ、高めの速球、スライダーはスタンドに飛び込んでしまうだろう。とはいえ、1打席に限れば、投手としての大谷は三振や凡打、ストライクゾーンよりも低いスプリットやスイーパーで空振りを誘うことでピンチを乗り切るだろう」と占った。
さすがの大谷も分身の術でも使わない限り対戦できないが、今のところは「投手・大谷」が優勢。こんな仮想対決が行われるのも二刀流の大谷ならではといえそうだ。












