阪神は交流戦初戦となった26日の日本ハム戦(甲子園)に0―4で完敗。セ・リーグ首位を堅守したものの、連勝は「5」でストップした。
先発・西勇は6回1失点と試合をつくった一方、7回に登板した救援陣が四球絡みで3点を献上。打線も7安打を放ちながら無得点に終わり、藤川監督は「また明日新しいゲームですから。(相手先発の)伊藤投手が今日は素晴らしかった」とたたえるしかなかった。
虎の主砲もセの投手陣とは異なる配球に苦しんだ。佐藤輝明内野手(27)は打率3割7分8厘、12本塁打、37打点でリーグ3冠王に君臨。敵なし状態で交流戦に臨んだが、伊藤に徹底的に内角を攻められた。
第1打席は5球連続でインコースを突かれ、最後はスライダーに見逃し三振。さらに2打席目も、2球目の内角直球に手を出して左飛に倒れた。第4打席でようやく内角の直球を右前にはじき返したが、持ち前の豪快な一発は最後まで封じられた。試合後は「状態が良くなかったので、最後ちょっと修正して。いいところには飛んでくれたかなと。まあ、悪くないと思うのでよかったです」と淡々と振り返った。
伊藤とは今春のWBCでは共闘し、試合前から「手ごわい相手ですよ」と警戒していた右腕を攻略できず。レギュラーシーズンでは味わう機会が少ないパ投手の大胆な攻めに、主砲も苦杯をなめた格好だ。
それでも佐藤は「初対戦の投手も多いので、対策してやっていきたいですし、受け身にならないように仕掛けていきたいです」と積極的な姿勢を崩すことはない。
無双状態だった背番号8が、交流戦を境に調子を狂わされてしまうのか。それとも即座に順応してますます手がつけられない存在となるのか…。今後のタイトル争いを独走できるかどうかのポイントとなりそうだ。












