「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)は25日放送で、兵庫県たつの市の住宅で母娘の遺体が見つかった事件を特集。容疑者が公開手配された件を扱った。

 遺体が見つかったのは19日午前9時半ごろ。亡くなったのは田中澄恵さん(74)と娘の千尋さん(52)。2人とも上半身に刺し傷があったという。千尋さんに対する殺人容疑で公開手配されたのは、以前隣に住んでいた大山賢二容疑者(42)。事件発覚前に警察に「人を殺した」という趣旨の話をしていたが、話がかみ合わず逮捕に至らなかったという。

 大山容疑者が警察に話をしたのは現場から30キロ離れた兵庫・高砂市で、その後、警察にたつの市まで車で送られているという。

 番組に出演した元埼玉県警捜査1課の佐々木成三氏は「16日に警察に自ら殺害したということを伝えていたと。この時、氏名などは確認しているはず。そこから容疑者が浮上したなかで、娘さんの殺害行為で指名手配ということは現場に容疑者に直結するような鑑定資料があり、より蓋然性が強いのは娘さんを殺害した容疑だということで公開手配という形をとったと思います」と解説した。

 警察の対応は適切だったのか。特にたつの市に送り届けたという点に疑問を持たれている。「これは警察の不手際の可能性が高いと思っています。検証しないといけない。人を殺したという話だけで自首になるのかは判断は難しい。自首というのはいつ、どこで、誰をという形で詳しい犯罪の申告が必要になる。(容疑者の話に)こういう内容がなかったということだと思うが、ただどうしてたつの市に送っていく必要性があったのか」と佐々木氏も首をかしげた。