ドジャースの大谷翔平投手(31)は15日(日本時間16日)に本拠地でのメッツ戦に投手専念の一刀流で先発登板した。エンゼルス時代の2021年5月28日以来で、22年の“大谷ルール”導入後は初だ。この日は黒人初のメジャーリーガーで球団OBのMLBのレジェンドをたたえる「ジャッキー・ロビンソンデー」。ロビンソンがつけて全30球団で永久欠番になっている背番号「42」で登板するのは初。またメッツ戦登板も初だ。

 MLB公式サイトは登板前に今季の投手・大谷に期待するとんでもない数字を挙げた。2016年以降、4人しか記録していない防御率1点台だ。

 同サイトは「大谷は今シーズン最初の2回の先発登板で、いずれも6イニングを自責点0で投げ切った。今シーズン、複数回先発登板して自責点0を記録した唯一のMLB投手である。シーズンの通算防御率は2・93。ポストシーズンの通算防御率は4・43だ」と紹介するとこう期待した。

「ドジャース史上、規定投球回に達した先発投手は2015年にナ・リーグのサイ・ヤング賞で2位に入ったザック・グリンキーの1・66であることは注目に値する。過去10年間で規定投球回に達した先発投手のうち、短縮されていないシーズンで防御率2・00未満を記録したのはわずか4人。大谷がマウンドに上がるときはこれを念頭に置いておくべきでしょう」

 その4人は18年のデグロム(メッツ=1・70)、22年のバーランダー(アストロズ=1・75)、18年のスネル(レイズ=1・89)、25年のスキーンズ(パイレーツ=1・97)だ。4人ともサイ・ヤング賞を獲得している。

 大谷の最も良かった防御率は規定投球回に達した22年の2・33。防御率1点台は高すぎる壁だが、同サイトは「防御率について言えば、まだシーズン序盤でありますが、投手・大谷に関しては何が起こるか分からない」と強調した。規定投球回に到達し、防御率1点台ならサイ・ヤング賞の有力候補になるだろう。これまで、MLBの歴史を何度も塗り替えているだけに期待したくなる。