トランプ大統領は、イラン戦争や不法移民問題をめぐるローマ教皇レオ14世からの遠回しな批判を受け、「犯罪に甘く、外交政策でもひどい」と強く非難した。米紙ニューヨーク・ポストが12日、報じた。

 トランプ氏は12日、自身のSNSトゥルース・ソーシャルで長文を投稿し、「教皇レオは犯罪に甘く、外交政策においても最悪だ」と書き込んだ。

 さらに「イランが核兵器を持つことを容認するような教皇は望まない。米国がベネズエラを攻撃したことを〝ひどい〟と考える教皇も望まない」と主張。ベネズエラについては「大量の麻薬を米国に送り込み、さらには殺人犯や麻薬密売人などの犯罪者を刑務所から解放してわが国に送り込んでいる国だ」と批判した。

 また、「私が大差で当選し、有権者から託された通りの政策を実行しているのに、米国大統領を批判する教皇も望まない。私は犯罪を過去最低水準にし、史上最高の株式市場を作り出している」と述べた。

 このトランプ氏の長文投稿は、ローマで11日に行われた祈祷集会で、米国出身のレオ教皇が米国・イスラエルによるイラン戦争に関し「自己崇拝と金銭崇拝はもうたくさんです」「戦争はもうたくさんです」と批判したことを受けたもの。

 レオ教皇はトランプ氏の名前こそ挙げていないが、イラン戦争を一貫して批判し、すべての政府に武器を置くよう訴えている。

 また、トランプ氏は投稿の中で、レオ教皇を批判する一方、教皇の疎遠な兄でありトランプ支持者でもあるルイス・プレボスト氏を称賛した。

「私は彼よりも兄のルイスの方がずっと好きだ。ルイスは完全にMAGAで、物事を理解しているが、レオは違う!」と書き立てた。

 最後にトランプ氏は、自身をイエスのように描いたAI生成画像を投稿した。