ドジャースの山本由伸投手(27)は7日(日本時間8日)に敵地トロントでのブルージェイズ戦に先発し、6回0/3を5安打1失点、6三振1四球で2勝目(1敗)を挙げた。打者24人に97球で、最速96・9マイル(約156キロ)をマーク。防御率2・50。チームは4―1で勝って5連勝となった。

 昨年のワールドシリーズでMVPに輝いた山本が死闘の舞台に戻ってきた。シリーズ3勝は史上4人目だが、全て敵地は史上初。それだけに試合前の選手紹介で大ブーイングが起こった。

 注目の初回、先頭スプリンガーは外角低めのスライダーで空振り三振、バーショは真ん中高めのフォーシームでバットに空を切らせ、ゲレロは外角低めのスライダーで見逃し三振。わずか11球で片付け、ロジャーズ・センターは静まり返った。

 2回は先頭サンチェスにカットボールで詰まらせたが、右翼手タッカーの頭上を越える二塁打。先制のピンチを招くが、岡本を1ボールからの2球目、内角高めの95・3マイル(約153・4キロ)のシンカーで詰まらせて二飛。クレメントは外角高めのスライダーで右飛、ルークスはフルカウントから内角高めのシンカーで見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 2点を先制してもらった3回は11球、4回は12球、5回も8球で3イニング連続三者凡退と付け入る隙を与えなかった。

 しかし、6回に失点した。先頭ヒメネスに粘られた末に内角高めのカットボールで詰まらせるも右前に落ちた。バレンズエラの一ゴロで一死二塁とされるとスプリンガーにカーブを中堅へ運ばれ、適時二塁打。続くバーショを歩かせ、一死一、二塁で打席はゲレロだ。ファンのボルテージが上がったが、ゲレロを初球のスプリットで三ゴロ。マンシーが三塁ベースを踏んでフォースアウトにして二死一、二塁。4番サンチェスは内角低めのシンカーで二ゴロに打ち取り、追加点は許さなかった。

 3―1の7回、岡本と3度目の対戦。カウント1―2からの4球目、外角低めのスライダーは「ストライク」とコールされたが、岡本がABSチャレンジを要求し、判定は覆り「ボール」に。7球目の外角フォーシームを捉えられ、右中間二塁打。続くクレメントが三塁前へバント安打を決めて無死一、三塁とされたところで、交代が告げられた。

 2番手の左腕ベシアは先頭の代打シュナイダーを歩かせて無死満塁の大ピンチを招いた。しかし粘りの投球で後続を抑え、無失点で終えた。

 9回は守護神ディアスが二死一、三塁のピンチを招くも最後の打者を三振に仕留めて、5連勝を飾った。