新日本プロレスのIWGPヘビー級王者カラム・ニューマン(23)が、5月4日福岡大会で鷹木信悟(43)とのV1戦に臨むことが6日に正式決定した。

 カラムは4日の両国大会で辻陽太を撃破し第88代王者に輝いた。23歳7か月での最高峰王座戴冠は、中邑真輔(現WWE)の保持していた最年少記録を更新する快挙だった。

 決戦から二夜明けたこの日の会見では「この2年間、俺はいろいろなことに挑戦してきたが、そのたびに〝バッドガイ〟のレッテルを張られてきた。(ウィル)オスプレイが去った後のユナイテッド・エンパイアを率いようとした時も『まだ早い』と言われたし、最年少でG1に出場した時も、最年少でIWGPに挑戦した時も悪く言われてきた」と苦悩を告白。

「でもそんなことはもうどうでもいい。俺は俺自身が正しかったと両国での試合で証明できた。この結果さえあれば特にあれこれ言う必要はない。なぜなら俺はすでに歴史を創ったからだ。オカダ(カズチカ)、中邑がやってきた歴史を俺自身が塗り替えたし、引き続きライオンマークの元で戦って多くの歴史を塗り替えていくことになるだろう」と高らかに宣言した。

「NEW JAPAN CUP」に続いてIWGPでも最年少記録を打ち立てた。一躍日本プロレス界のトップとなったカラムは「俺は史上最高の外国人レスラーなんだ。もう一つ最年少というワードで記録を付け加えるとしたら、今年のG1クライマックスで俺が史上最年少覇者となるだろう」とも予告した。

 初防衛戦の相手は両国のリング上で挑戦を表明された鷹木に決定した。「かつて鷹木信悟というレスラーは俺にとって目指すべき選手の一人だった。俺がヘビー級に転向した時も彼のスタイルを参考にしていた。でもそれはもう過去の話であって、今の俺はもう彼の存在を超越している。だから次の防衛戦も簡単な試合になるだろうな」と不敵に言い放った。

 一方でユナイテッド・エンパイア(UE)内には微妙なすきま風も吹いている。辻との試合中にイス攻撃を加えようとしたカラムだったが、現在はAEWで同大会で日本復帰を果たした兄貴分のウィル・オスプレイから制止される一幕もあった。

「正直言ってあれは変な瞬間だった。オスプレイが久しぶりに帰って来て、俺のやり方を100%サポートすると言っていたのに、彼は俺が勝利を掴もうとした瞬間に止めてきた。俺は15歳の時から彼のことを知っているのでいろいろな思いがあったが、まだ解決しないといけない問題はこのUEに残っていていると思っているので試合後でバーで少しだけ話をしたよ」と明かしていた。