巨人は2カード連続の勝ち越しを決め、7日からは敵地マツダスタジアムで広島との3連戦に臨む。
1勝1敗で迎えた5日のDeNA戦(東京ドーム)は3―2で勝利。7回に飛び出した代打・大城の逆転3ランで決めたが、今季初登板で7回3安打1失点、8奪三振で試合をつくり、初勝利を挙げた井上温大投手(24)の好投も大きかった。左腕が白星を手にしたのは昨年8月23日のDeNA戦以来、225日ぶり。昨季は開幕ローテーションに名を連ねながら不調と故障で4勝に終わったが、どこが改善されたのか。
巨人OBで監督経験もある堀内恒夫氏(78)は6日、自身のブログで「昨年に比べるとスライダーやカーブの曲がりが良くなっていた。コントロールの精度も上がってストライクが先行したのも良かった」と分析し「ボールも良かったけど何が一番いいってマウンド上での躍動感 生き生きして投げてたでしょ」とつづった。
また、DeNA戦には不調だった昨季も3試合に登板して2勝0敗、防御率0・98と好相性を誇った。堀内氏は「過去の対戦から自信もあっただろう」と内面の違いも挙げながら、置かれた境遇も追い風を吹かせたとみている。
「開幕ローテも 若い背番号も 新人に越されてしまったことも刺激になったのかもしれない。ここで、ピッチャーとしての意地を出さなきゃな」
今季の開幕ローテは顔ぶれが一新され、ドラフト1位の竹丸と3位の山城が勝ち取った。背番号97の井上はファームで待機を余儀なくされたことも奮起を呼んだと占った。
堀内氏は「ハワードと山城が早々に先発ローテーションから外れることとなった今 昨日の井上のピッチングを見る限り今後に期待が持てるね」と太鼓判を押し「次の課題は追い詰められた時にどういうピッチングができるかだ。最強の背番号『97』へ 次の登板も頼みましたよ!」とエールを送った。












