新生ゼロワンの25周年記念大会(3日、東京・新宿フェイス)で、松永準也(29)が田中将斗(53)から世界ヘビー級王座を奪取。試合後は〝××スタイル〟中嶋勝彦(38)にタッグ結成を呼びかけた。
怒とうの展開だった。序盤は田中の猛攻を浴びて防戦一方。場外でスーパーライをくらって大ダメージを受けるも、得意のニーアタックを連発して引き下がらない。田中の強烈なラリアートを打ち込まれても、豪快なブレーンバスターで叩きつけてくらいついた。
メイン戦は熱のこもった激闘になり、15分を経過しても決着がつかない。勝負に出た王者はとどめのスーパーフライを決めるが、松永は何とカウント1でクリア。すかさず、ジャーマンでマットに打ちつける。ヒザ蹴りを挟んで、ビースティング(旋回式変型ボム)だ。カウント2で返されると、2発目のビースティングでマットに沈め、ゼロワンの歴史を知る田中から堂々の3カウントとベルトを奪ってみせた。
松永は世界ヘビー級王座を初戴冠。保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座と合わせ2冠王者となり、ゼロワンの頂点に立った。試合後にはこの日、ゼロワン伝統のシングルリーグ戦「火祭り2026」(6月13日、新木場で開幕)参戦を発表された〝××スタイル〟中嶋勝彦をリングに呼び込んだ。
中嶋のゼロワン初参戦となった2月28日の板橋大会では、完敗を喫している。当然、初防衛戦の相手に逆指名するかと観衆も中嶋も思いきや…松永はなぜかタッグ結成を要請。意気込んでリングに上がった中嶋はズッコケて苦笑い。それでもこれを受諾した。
初対面で「オマエは誰だ?」と屈辱の言葉を浴びせられた宿敵とタッグ結成とは一体、どういうことなのか? 試合後の松永は「世界ヘビー級王者として、この団体のトップとしての選択。リベンジしたい気持ちもあるけど、組んだら、もっと何かあるんじゃないかと一瞬で思った。だったら組むしかない」と説明。中嶋を倒しての火祭りVも狙う新王者は「ベルトとともに自分も成長していきたい」と、誓っていた。














