中日は27日の広島戦(マツダ)に延長10回5―6でサヨナラ負け。4点リードを守れなかった。まさかの展開に試合後、チーム内には重苦しいムードが漂った。
9回表、福永、石伊の適時打で3点を追加し中日が5―1とリード。勝利間違いなしと思われたゲームで大どんでん返しが待っていた。
4番手として9回のマウンドに上がったアブレウが大誤算。一死満塁から代打・モンテロに2点適時打を浴びて2点差とされると、平川にも左翼線へ2点適時二塁打を許し5―5の同点。ケガで開幕に間に合わなかった松山の代役守護神はワンアウトを取っただけでベンチに下がっていった。
こうなると流れは完全に広島へ。延長10回二死一、二塁から6番手・勝野が勝田に適時打を許し、サヨナラ負け。中日は痛い一敗を喫してしまった。
さらに試合後、衝撃的なシーンが待っていた。アブレウはカリステとルイス通訳に両脇を支えられて帰りのバスへ。井上監督は「明日はもうダメだな。ぎっくり腰をやっていたみたいで。投げている途中でおかしいというか異変があったらしく。それを早く言ってほしかったんだけど…。確かに手投げしているなと思ったんだけど、ギックリ腰になったら明日は難しいと思う。1日2日で治るものじゃないから、とりあえずアブレは抹消の形になるかな」と、アブレウの戦線離脱を明らかにした。
4点リードの9回にアブレウを投入した意図にについては「見ての通り、守備陣も固めてるし、勝ちパターンっていうものを確立するという意味合いもある。結果的に逆転されて負けちゃったけど、あそこの段階では勝ちパターンでいくという形で臨んでいるわけだから。4点差なのでセーブがつかないからアブレウじゃないでしょじゃなくて、そこは勝ちにいっているという話です」と語った指揮官。
さらに「選手たちは見ての通り必死になってやっている。なんであの選手を投げさせたんだ、なんであそこに守備要員を出したんだっていう、そういったものは全部僕が受ける。(田中)幹也もデッドボール(を受けた箇所)が腫れてきたとか、いろいろなアクシデントがあったけども、その中でいる選手でどうしたらベストなのか、また明日から模索してやっていきます」。井上監督は気持ちを切り替えて2戦目に臨むつもりだ。












