フィギュアスケート世界選手権が25日に開幕し、フィギュアスケート女子は今季限りで引退する坂本花織(シスメックス)の優勝で〝当確〟とロシアメディアが分析した。
坂本はミラノ・コルティナ五輪で銀メダルだったが、実績から今大会では優勝候補の筆頭。ロシアメディア「ソブスポーツ」は「ペトロシャン抜きでは、女子世界選手権の勝敗はほぼ決まっている。この大会の目的は、この伝説の選手の最後の舞台となることだ」と実力的に対抗しうる唯一の存在だったアデリア・ペトロシャンがロシアの出場停止により参加できないため、坂本の金メダルは確実との見解を示した。
「女子シングルスケーティングは、史上最も予想通りの世界選手権となる。最大の注目点は、偉大な坂本花織の〝ラストダンス〟だ。3度の世界チャンピオンが引退する。金メダル争いは始まる前に終わってしまっているようなもだ」と坂本へのリスペクトを込めてロシアでもVは間違いなしとみられている。
「残念ながら、アデリア・ペトロシャンも出場しない。完璧な演技をすれば間違いなく優勝できたはずのロシア人選手だが、ロシアのフィギュアスケーターは依然としてISU主催の大会への出場が認められていません。多くの強豪スケーターが不在ということになる」と強調した。
さらに同メディアが主張するのが、審判団による〝忖度〟だ。「坂本への恩恵」と指摘した上で「輝かしいキャリアにおける最後の大会とすることをすでに正式に発表している。ここでは競技面だけでなく、メディアや審判といった要素も影響を及ぼす」と分析。「フィギュアスケートは主観的なスポーツであり、『伝説の選手への別れ』は常に特別な機会となる。審判は、特に技術面において、日本人スケーターの演技構成が常に最高レベルであることから、寛大な採点を行う可能性が高く、彼女のこのスポーツへの貢献を正当に評価し、花織に4度目の世界選手権タイトルを与えることになるだろう」と審判がそろって〝坂本有利〟の採点を行うと主張した。
さらに「阻むものはあるか? 審判団は往々にして衰えゆくレジェンド選手に寛容なため、技術的な大失敗以外にはないだろう。しかし坂本はオリンピック前のシーズンとしては異例の好調ぶりを見せており、棄権もなく、ミスも最小限に抑えている」と重ねて審判団による〝後押し〟を強調。
「坂本はプラハで金メダルを目指しており、彼女の行く手を阻むものは、彼女自身以外にない」と結論付けた。
坂本が有終の美を飾るのか注目だ。












