ドジャース・佐々木朗希投手(24)の育成方針に対し、不満の声が上がっている。
佐々木はオープン戦最後の登板となった23日(日本時間24日)のエンゼルス戦で大乱調。先発と再登板を合わせて2回0/3を投げて無安打だった一方、8四死球で5失点と制球が定まらなかった。右腕は夢を抱いて海を渡って2年目。抜群のポテンシャルにほれ込んだ球団側も、発展途上の選手と位置づけて我慢強く育てていくことを念頭に争奪戦を制した。
オープン戦は調整の意味合いもあるが、佐々木が残した成績は4試合で防御率15・58。この日の登板前から予定されていた開幕4戦目の先発も変更されることなく、デーブ・ロバーツ監督(53)も大きな期待を口にした。
だが、ドジャースはMLB屈指の人気球団であり、日々の勝敗で熱狂的なファンも激しく一喜一憂する。活躍すれば一夜にしてヒーローになり、足を引っ張れば戦犯扱いされることが日常だ。そうした中、球団専門メディア「ドジャースウェイ」は「ドジャースは彼に忍耐強く接する姿勢を示していたが、2年目を迎えて先発投手として期待を裏切らない活躍が見られない今、いったいいつまで我慢し続けなければならないのか?」と突きつけた。
また、ロバーツ監督が口にした「山本に比べて成長や育成の面で2、3年遅れていることを十分に認識している」との発言にもかみついた。「つまり、佐々木が最高のパフォーマンスを発揮するところを見るには、2028年まで待たなければならないということか? スター選手としての素質を証明するには時間もかかるが、そのためにマイナーリーグがある」とフラストレーションを募らせた。
もっとも、ドジャースの戦力は厚い。その点は「よほどの不運がない限り、プレーオフ進出を逃すことはない」と疑っていないものの「だからといって(佐々木の登板日が)ドジャースファンにとって楽しい観戦になるわけではない」と斬り捨てた。
ワールドシリーズ優勝以外は負け同然に扱われるドジャース。ファンの評価もシビアだけに、佐々木はシーズンでの快投を見せ、手のひら返しの称賛を集めたいところだ。












