米国・AEWの「AEW COLLISION」(カリフォルニア州フレズノ)が22日(日本時間23日)に放送され、新日本プロレスのNJPW WORLD認定TV王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=30)が、AEW世界トリオ王座の〝奪回〟に失敗した。

 新日本の21日長岡大会では、高橋裕二郎の挑戦を退け、TV王座の初防衛に成功。4月4日の両国国技館大会では海野翔太の挑戦を受ける。22日のDDT後楽園大会では平田一喜を一蹴。8月11日の両国大会では、LDH所属の16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のメンバー・武知海青と初めて一騎打ちする。3団体所属らしく引っ張りだこの状況だ。

 一方、ホームのAEWマットでは悪の「ドン・キャリス・ファミリー」に所属。ドン・キャリスはファミリーでベルト総取りを狙う中、オカダ・カズチカ&カイル・フレッチャー&マーク・デイビスはミスティコ&マイク・ベイリー&ケビン・ナイトに敗れ、世界トリオ王座から陥落した。このため竹下はオカダとの遺恨をひとまず置いて、ファミリーにベルトを取り戻すべくジョシュ・アレキサンダーとエル・クロンを従えてミスティコ組に挑んだ。

 竹下はミスティコに場外で強烈なパンチをぶち込むが、ルチャの英雄は華麗なヘッドシザースホイップで吹っ飛ばす。続けてオカダ組との王座戦でも見せたトリプルトペ・スイシーダを発射。竹下はナイトの場外ダイブを真正面からくらった。それでも、かつてDDTでKO―Dタッグ王座をともに保持した、ベイリーの左ヒザに集中攻撃を仕掛けて逆襲。コーナーのミスティコとナイトには不意打ちをくらわせ、観衆のブーイングを浴びた。さらにナイトをブルーサンダーボムで叩きつける。

 だが、ミスティコは場外に落ちた竹下とクロンにまとめてクロスボディーを決めて撃沈に成功。さらに竹下はナイトのコーナー上段からのダイビングラリアートを見舞われ、またも場外へと排除された。代わったミスティコはクロンを必殺のラ・ミスティカで捕獲。ワキ固めの体勢で左腕を絞り上げると、クロンはあっけなくタップし、王者組が初防衛を飾った。

 竹下組は完敗で、ファミリーへのトリオ王座奪還はならなかった。AEWマットで竹下が巻いたベルトは、現在オカダが保持するAEWインターナショナル王座だけ。新日本のTV王者はそろそろ〝ホーム〟で2本目のベルトを手にしたいところだが、果たして…。