新日本プロレス17日福島大会の「NEW JAPAN CUP(NJC)」準々決勝で、海野翔太(28)がザック・セイバーJr.(38)を撃破し準決勝(20日、長岡)に進出した。

 2025年1月4日東京ドーム大会のメインイベントでも戦うなど互いに手の内を知り尽くす両雄の激突は、一進一退の展開が続いた。強烈なランニングニーアタックからSecond Chapter(変型フィッシャーマンズバスター)を狙った海野だったが、これを回避されるとザックの関節技地獄に捕まって窮地に陥った。

 その後も攻守が目まぐるしくい入れ替わった意地の張り合いが動いたのは25分過ぎだ。海野はザックのラリアートを浴びながらも、セイバードライバーを切り返してDDTでマットに突き刺す。最後は強烈なラリアートからSecond Chapter(変型フィッシャーマンズバスター)で激闘に終止符を打った。

 昨年大会は頂点まであと一歩及ばず準優勝という結果に終わった。強敵を撃破し2年連続の4強入りを決めた海野は「ドームだったり、悔しい思いもしたけど、自分の人生の分岐点にはいつもザックがいた。そういう選手と戦えて勝てたこと、誇りに思うし自信になる」と手ごたえをアピールした。

 準決勝では「ユナイテッド・エンパイア」のカラム・ニューマンと激突する。「ベスト4、残ったな。去年の忘れ物、優勝トロフィー、そしてNJC覇者という称号、力ずくでぶんどりに行く。次は誰だ? カラムか? ぶっ潰してやるよ」と宣戦布告した海野が、悲願の初タイトルへと突き進む。