WBCベネズエラ代表は準々決勝(ローンデポ・パーク)で前回大会覇者の日本代表「侍ジャパン」を8―5で下し、準決勝進出を決めた。

 3点リードの9回はダニエル・パレンシア(26=カブス)がマウンドへ。8番・源田(西武)、9番代打・近藤(ソフトバンク)を連続三振に仕留め、二死から大谷翔平投手(31=ドジャース)を迎えた。初球に161キロの直球でストライクを奪って流れに乗ると、最後は4球目の直球で遊飛に仕留めてゲームを締めた。

 ドミニカナインは飛び跳ねながら喜びを爆発させ、ベンチではジャグやペットボトルに入ったドリンクをぶっかけ合うお祭り騒ぎ。オマル・ロペス監督もスタンドに向けて投げキッスを披露し、「バモス!」と絶叫しながら笑顔をはじけさせた。

 敗れた侍ジャパンナインは肩を落とし、敗戦のショックを隠せず。今大会無安打に終わった近藤は頭を抱えながら相手ベンチをぼう然と見つめていた。

 ベネズエラは初優勝へまた一歩前進。2023年の前回大会に続く日本の2連覇の夢は準々決勝でついえた。