ダム」の玖麗さやか(25)が、春の祭典「シンデレラ・トーナメント」準々決勝(11日、後楽園ホール)で吏南(19)に敗れ、準決勝進出への道を断たれた。
ここまで玖麗は同トーナメントの2連覇を狙いながらも、しつこくワールド王者の上谷沙弥を追いかけまわし、挑戦を表明してきたがあっけなくあしらわれてきた。この日も大会前に行われた上谷の自伝本お渡し会に乱入。上谷の顔を描いた絵を渡し挑戦を表明したが、絵で殴打されまたしても挑戦を拒否された。
複雑な心境の中迎えた準々決勝では、昨年の優勝決定戦で撃破した相手である吏南と激突。リベンジに燃える吏南から猛攻を浴びせられた玖麗だったが、胴締めスリーパーで締め上げ必死にくらいつく。さらに得意のときめきスピアーを何度も繰り出し流れを奪おうとした。
だが3度目のスピアーを避けられるとPink♡Devilを決められ一気にピンチに。最後はリバース・ゴリースペシャルで叩きつけられ3カウントを献上した。
試合後、玖麗は悔し気な表情で突っ伏していると、突然リングに現れた上谷から「お前さ、そろそろいい加減にしろよ。こっちはめちゃくちゃにされて大迷惑なんだよ」とののしられた。それでも玖麗は「シンデレラになれなかった…この試合に負けた…めちゃくちゃ悔しい! でもそれは立ち止まる理由にもあきらめる理由にもならない。私は誰の代わりでも陰でもなく、玖麗さやかとして、上谷沙弥の持つ赤いベルト(ワールド王座)に挑戦したいんだよ!」と熱烈ラブコールを送った。
すると上谷から「わかったよ。じゃあ沙弥様が赤いベルトをかける代わりにお前は何をかける? これは沙弥様からの宿題だ。次の3・15でお前の相手をしてやるから、それまでに答えを出せ。引退とかアホなこと言うんじゃねえぞ!」と15日の横浜武道館大会での復帰を宣言され対戦を受諾された。
バックステージに現れた玖麗は「最近の私を見ていたら疑問に思う人もいるかもしれない。だけど私はリングの上で私が見せたかった景色はこれだって絶対証明するから」とファンに呼びかけた。そして上谷からの宿題について「もちろん引退なんかかけるつもりない。だけど、今の私にかけられるものって何があるんだろう…」と空を見つめたが「私は絶対に勝つ。何をかけたって絶対奪われることはない。私が全部奪う。だからしっかり私のこと見てて。目を離さないで」と自身を奮い立たせながら必死に前を向いた。












