侍ジャパンの高橋宏斗投手(23=中日)が10日、WBC1次ラウンドC組のチェコ戦(東京ドーム)に先発。4回2/3を投げて63球、2安打無失点5奪三振の好投を見せた。
今大会初登板となった高橋は初回からエンジン全開だった。MAX156キロの直球と鋭く落ちるスプリットを武器に、2回までに4奪三振。「ストレートでどんどん押して最後は落とす。シーズン中にやっているピッチングをしてくれればいい」という井端監督の期待に見事に応えた。
4回、先頭打者に四球を与えたものの、続くチェルヴェンカを三ゴロ併殺。5番・プロコプも空振り三振に斬って取った。5回もマウンドに上がった高橋は打者2人を打ち取ったところで球数が63球となり2番手・宮城(オリックス)に交代。ベンチに下がった高橋にはスタンドから大きな拍手が送られた。
3年前のWBCでは、米国との決勝戦に3番手として5回に登板。先頭のベッツ(ドジャース)に内野安打を許したもののトラウト(エンゼルス)、ゴールドシュミット(カージナルス)を連続三振。二死一、二塁となった後、シュワーバー(フィリーズ)を中飛に打ち取り、1回無失点で優勝に貢献した。
だが、21歳未満(当時20歳)だったため、高橋はチームでただ1人、シャンパンファイトに参加できず。「ゴーグルを用意して、Tシャツも着替えてシャンパンを持って待っていたんですけど、開始2分前にヒゲを生やした外国人のおじさんがやって来て(参加できないと)知らされました。残念でした」と悔しがっていただけに、今回こそナインと一緒に優勝の美酒を浴びるつもりだ。












