WBC1次ラウンドB組は9日(日本時間10日)、前回大会準優勝の米国代表が前回4強のメキシコ代表に5―3で競り勝って3連勝とした。メキシコ代表は2勝1敗となったが、試合中に不穏な空気が流れた。
「2番・左翼」で出場したメキシコ代表のランディ・アロサレーナ外野手(31)は第1打席に立つ前、マリナーズの同僚に当たる米国代表のカル・ローリー捕手(29)に右手を差し出した。しかしチームメートとはいえ、今は敵同士。ローリーは毅然とした態度で握手を拒否し、顔を近づけてくるアロサレーナに「会えてうれしいよ」の社交辞令を返したという。
これを〝ツレない態度〟と受け取ったアロサレーナは試合後、現地メディアに怒りをぶちまけた。「『会えてうれしい』なんてクソ食らえだ!」と吐き捨てるとその後はキューバ訛り、メキシコ訛りの罵詈雑言を浴びせたという。
ローリーは昨季、60本塁打、125打点で打撃2冠に輝き、一方のアロサレーナも27本塁打、31盗塁を記録して5年連続で「20本塁打―20盗塁」をマーク。マリナーズを引っ張る2人に亀裂が生じ、米メディア「ザ・ビッグリード」は「ローリーとアロサレーナの確執がWBCで解決できなければ、マリナーズのスプリングキャンプで対立を解決する十分な時間が間もなく訪れる」と尾を引かないことを願った。













