新日本プロレス8日尼崎大会で、東京五輪男子柔道100キロ級金メダルのウルフアロン(30)が、ドラゴンリングインの〝代償〟を明かした。
ウルフは今年の1月4日東京ドーム大会でのプロレスデビュー以降、極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」との抗争が続いている。この日の大会では小島聡&矢野通とのトリオで成田蓮&高橋裕二郎&ディック東郷と対戦した。成田にシットダウン式スラムを決めると、裕二郎には串刺しラリアートからブレーンバスター、エルボードロップを発射。かみ付きから反撃を許したものの、豪快な裏投げで再逆転するなどチームを牽引し、最後は矢野が東郷から3カウントを奪って勝利を収めた。
ところがバックステージに現れたウルフの表情は浮かなかった。「何でか分かんねえけど…ヒザの調子が悪いよ。なんか、朝起きたらうまく立てなかった」とポツリ。「でもね、やりたいことやった結果だから。これで満足」と、自らに言い聞かせるようにつぶやき控室へと消えていった。
考えられる原因は一つしかない。ウルフは6日大田区大会で、〝炎の飛龍〟藤波辰爾と初共闘。レジェンドの敬意を示すかのように、コーナーに登って何もせずにジャンプしてリングに入る「ドラゴンリングイン」を敢行していた。結果的にヒザを痛めてしまうとは、やはりこのムーブにも高度な技術が必要だということの証明であり、まさに生兵法は大ケガのもとということなのかもしれない…。キャリア2か月でドラゴンリングインの奥深さも知ったウルフは、着実にレスラーとして成長を続けている。













